縄文時代 B.C2000年前後 入鹿池北岸周辺に土器、石器散在。
B.C2000年前後 栗栖尾崎遺跡。
弥生時代 A.D100年 稲作が行われる。
上野遺跡、市内最大の集落ができる。
古墳時代 前期 300年 東之宮古墳(国指定史跡)、妙感寺古墳(国指定史跡)などの前方後円墳が築かれる。
前期 400年 青塚古墳(国指定史跡)、城屋敷古墳などの多くの古墳が造られる。
飛鳥時代 654年(白雉5年) 白鳥山神宮寺(継鹿尾山)寂光院ができる。
奈良時代 729年(天平1年) 尾張富士の浅間神社ができる。
平安時代 1174年(承安4年) 羽黒の梶原景時が興禅寺を建立。
東部丘陵地帯で灰釉陶器が生産される。
鎌倉時代 1221(承久3年) 承久の乱で木曽川沿岸が朝廷側と幕府の決戦場となった。
室町時代 1429(永享1年) 織田氏が尾張国の守護代となった。
これ以後、斯波満植が木之下城を築き、織田広近に守らせた。
1504(永正1年) このころ楽田城ができた。
1537(天文6年) 織田信康(織田信長の叔父)が木之下城を移築し、犬山城と称した。
1564(永禄7年) 織田信長は当時の城主で従弟の織田信清守る犬山城を攻略、信清は城を明け渡して退去。信長は池田恒興を犬山城主とし、次に信長の末子の織田信房が犬山城主となる。信房は武田信玄のもとで養育されて武田勝長とよばれた人でしたが、天正十年、本能寺の変にあい、二条城内で戦死。
安土・桃山時代 1584(天正12年) 豊臣秀吉と徳川家康は織田信長亡き後の天下の覇権を争った小牧・長久手の戦において、秀吉は犬山城に、家康は小牧山に本陣を置く。
1590(天正18年) 秀吉が木曽川に堤防を築かせる。
この頃小島氏忍冬酒を造る。
1601(天正6年) 小笠原吉次、付家老として犬山城へ。
江戸時代 1617(元和3年) 成瀬正成、犬山城を預けられる。
1635(寛永12年) 犬山祭はじまる。
1648(慶安1年) 五郎丸のキリシタン検挙はじまる。
1716(享保1年) 問屋や会所ができ、市がさかんになる。
1833(天保4年) 犬山焼中興の祖、犬山へ来る。
犬山城主成瀬正親(万治二~元禄十六年)の時代に鵜飼いをはじまる。
明治時代 1868(明治1年) 成瀬氏が犬山藩として独立。
大正時代 1912(大正1年) 名古屋・犬山間に電車が開通。
1914(大正3年) 鵜飼再開、木曽川ライン下り始まる。
1925(大正14年) 犬山橋できる。
昭和時代 1927(昭和2年) 犬山付近の木曽川は日本八景に選ばれる。
1931(昭和6年) 文部省から名勝に指定される。
1935(昭和10年) 犬山城が国宝に指定される。
1965(昭和40年) 明治時代の建築物を移築・復元した明治村が開村。
1980(昭和55年) 犬山市の歴史・犬山市文化史料館が開館。
1983(昭和58年) 民俗資料を展示、世界各地の住居を移築・復元した野外民族博物館リトルワールドが開設。